
変形性股関節症の治療
<変形性股関節症の特徴 症状 原因>
変形性股関節症の治療法
変形性股関節症の治療方法としては、手術と股関節を保存する方法の2種類になります。
変形性股関節症は、適切な対応をしないと、
時間を重ねると股関節の変形が進んでいき、
一度変形すると元に戻る事はないというものです。
症状がきついときには手術をすることもありますが、それまでは、保存療法をします。
手術への経過の流れ
1:先天性に股関節が脱臼している
2:14-15歳ごろにレントゲン検査をしている
3:その後、痛みや動きの制限が始まっていく
4:自覚症状が現れたら、体重のコントロール・つえや靴の使用・薬物療法・安静などをしていきます。
5:最後に、手術療法へ進んでいきます。
特に、痛みが強いときには2-3日か2週間ぐらい体を休めます。
しばらく休めば、関節の炎症がおさまっていきます。
逆に、寝たきりのような状態が長く続くと、筋肉が使わなくなり、
筋肉の量が落ちたりして、かえって痛みが出る場合があります。
薬物療法のいろいろ
変形性股関節症の薬物療法は、あくまで一時的に痛みを取るだけのものです。
1:内服薬
非ステロイド系消炎鎮痛薬の飲み薬です。
炎症を鎮めたり、痛みを鎮めたりします。
2:外用薬
非ステロイド系消炎鎮痛薬の湿布・ゲル剤・軟膏・クリーム・
ローションなどがあります。
3:坐薬
非ステロイド系の消炎鎮痛薬です。
速く効きます。
4:注射薬
痛み止めとして、痛い所に、
ヒアルロン酸を注射する場合があります。
物理療法のいろいろ
運動療法を効果を上げたり、痛みを鎮めるために、患部を温めたりします。
1:血行を良くする効果
血行がよくなって痛みやこわばりが取れたりします。
2:関節をゆるめる効果
関節の動きにくさを解消します。
3:組織をゆるめる効果
筋肉・靱帯などを股関節周囲の動きの硬さが取れます。
4:痛みを和らげる効果
血行がよくなったりして痛みが減ります。
温めた後で、体操や運動をすると、関節が動きやすくなります。
筋力訓練
股関節の変形をコントロールや、痛みやひきずる歩き方を変えるには、腰から筋肉を維持して、関節の動きを良くすることが大切です。
変形性股関節症の人は、お尻の筋肉が落ちてふくらみが減り、足全体もほっそりしてきますので、お尻の筋肉を鍛えます。
また、太ももの前側・後ろ側・側面の筋肉、さらに背筋や腹筋も鍛えます。
股関節の動きが悪いと、腰や膝などの関節に影響が現れ痛みが出ることがあるので、関節の痛みを減らし、また股関節の動きを楽にするために、太ももや背筋・腹筋などの筋力を鍛えます。
また、曲げる、広げる、といった股関節を維持する運動もしたほうがいいです。
運動不足の解消として、ウォーキングや水泳など、自分が楽しめるもので、運動不足を解消しましょう。
補助具
股関節の変型によっての足の左右の長さに差ができてくることがあります。
そのままにしておくと、腰痛の原因にもなりかねないです。
左右の足の違いは、靴で調整します。
日常生活
股関節を守るためには、体重をコントロールする事が大事です。
太り気味の人は、減量が治療の第一歩です。
正座などの動きは、股関節の痛みの元にもなります。
重い荷物の上げ下げや、掃除や洗濯などは、家族の方にサポートして、体に負担のかかる体勢は減らすようにしましょう。
手術
一般的に、手術をするときは、股関節の軟骨がすり減ってきている場合です。
また、股関節の臼蓋形成不全がひどい場合や、痛みが苦痛な方は、近い将来手術が必要になる場合があります。







