
痛みと食べ物の話 5
中村司)
そうそう。むしろ血流の話です。股関節の話ではない。
ふとももの外側の血流の話。
ホットパックを使うか、太いお灸がありまして、「棒灸フード」という「せんねん灸」でもいいのですが、そういうのを使われると基本的に血流の改善ができるので、その痛みも正直ほとんど取れます。
今は、ほとんど気になっていらっしゃらないみたいなので、いいとは思うのですが、痛みが出たときにそういう対処をしてもらっていいかなという感じはします。
本当は痛みの種類が分かるといいかと思ったのですが、牧さんは気にされる必要がないのですが、聞いていらっしゃる方のために。
牧)
私もどういうときにどーんとくるのかなって思っているのですが。
中村司)
ちゃんとつけていらっしゃる人もいるのです。 もちろん。
「痛み日誌」みたいなのがあるのです。
それで痛みがどの程度強くなったり、弱くなったりするのかというのをちゃんとつけている人もいますね。
これはつけるといいです。
例えば食べ物によって、どれぐらい痛みが強くなるかというのを、ちゃんと実験している人もいます。
牧)
そうですか。
中村司)
僕らもそういうのをお聞きするのですが、彼らはよくやっていますよ。
自分なりに。
僕らが分からない部分もありますからね。
僕らは別にそこまで悪くなくて。
痛みというのは、いくつも種類があります。
例えば「自発痛」といわれる、勝手にやってくる痛みがあるし、「運動痛」といって、運動すると痛む痛みがあります。
あるいは朝の痛み、動かし始めの痛みですね。
動きを始めるときの「始動痛」といいますかね。
それから、疲れやすくて痛くなるというのもあります。
この場合は夕方から夜にかけて痛むかな。
あるいは夜寝ているときの痛みというのもあります。
牧)
あります。
中村司)
これは気になる痛みですね。
このような痛みの種類がありまして、後、よく「おばあちゃんの神経痛」とかは、気圧の変わり目ですね。
このように日内変動といって、一日の中で痛みが上下するもの。
季節で変動するもの、年間ですね。例えば季節の移り変わりのときに痛むことが多いです。
あるいは一番寒いときに痛いけど、季節の変わり目は結構きついのです。
今から何日か前にも、暖かくなったかなと思ったらいきなり寒くなりましたね。
これは低気圧の影響ですが、これで皆体調が悪くなりました。
これも気圧の関係です。
多分、説明していると思うのですが、「ちょうちんあんこうの理論」は知りませんか。
牧)
知らないです。
中村司)
「ちょうちんあんこうの理論」というのは、これは僕がいっているのですが、気圧の変化によって非常に皆さんの体が悪くなる、痛くなることがあって、これは低気圧が近づいてくるときです。
よく「おばあちゃんの神経痛天気予報」と僕はいうのですが、おばあちゃんの中には「これから天気がくずれるよ」という人がいるのです。
別に気象予報士ではないですよ。
おばあちゃんは自分の体の感覚で、自分の体が痛くなってきたから、これから天気がくずれるということが。
牧)
聞きますねえ。
中村司)
「おばあちゃんの神経痛天気予報」です。
これはある人によっては、ちょっと位置が違うのですが、低気圧が日本の地図上に入った段階で、もう体がしんどくなる人がいます。
よく当たるんですよ。
気圧が下がると、要するに靭帯が多少なりともふくらむのです。
これは、例えばちょうちんあんこうが、海の深くにいて、いきなり竿で釣り上げられますと、地上にいきなり飛び出ます。
そのときに、ちょうちんあんこうは多分破裂します。
そういう理屈なのです。
要するに水圧が今までかかっていたのが、水圧から解放された瞬間に体が膨張しちゃうのです。
今まで例えば10~30キロで押さえられていた風船が、いきなり抑えられているのがゼロになった瞬間に破裂しちゃうんですね。
そういう理屈なのです。
これは「ちょうちんあんこうの理論」といって、誰も名前をつけてくれないのでつけました。
これは、病気と気圧の関係ですね。
うちのおばあちゃんが亡くなったときは、例えば1月の21日というときでした。
これは一番寒いときだったんですね。
病院の中にいて、部屋の中は暖かかったのですが、それでも一番寒いときにもっていかれたというのがあります。
あるいは、季節の変わり目で亡くなる方は結構いますね。
体が追いつかないのです。
後、痛みも当然その時期にでます。
あるいはうっ血もその時期に出るので、多分脳卒中になられる方も結構多いと思います。
脳卒中の状況になったおばあちゃんのところにいって、ちょっと治療しましたら、頭から非常に血が出ました、鍼を施したら。
これは多分脳卒中の前兆だったのではないかと思うのですが、こういうのは季節の変わり目でよくありますね。
牧)
そうですか。
中村司)
ですから、お葬式は重なりますよね。
牧)
そうですね。
うちの近所でもそうでした。
中村司)
近所でも重なりますよね。
これは季節の変わり目とか。
牧)
季節の変わり目に、ばたばたといきますね。
中村司)
そうです、はい。
後、一番寒いときに、うちの祖母みたいに亡くなる人もいます。
これは病院の中にいて、暖かくても同じです。
外の気温には人間は勝てないですね。
暖かくしていてもね。
そういうことがあります。
ですから、それにできるだけ変動の要素を受けないようにするのが、私の治療はそういうことを考えてやっています。
非常に有益な話をさせていただきまして、ありがとうございました。
牧)
ありがとうございました。
中村司)
これで終わります。







